デビー・レイノルズかわいい!
昨晩から今朝にかけて「雨に唄えば」のDVDを見ていた。
これは大変楽しく勉強になる映画だ。何で今まで見てなかったんだろうと後悔をしたほど。
有名なシーンはジーン・ケリー演じる人気俳優のドンが雨の中で主題歌を歌うところだけど、この映画はそれだけではなかった!(当たり前か・・・)
まず、この作品が制作当時(1952)から見て過去の素晴らしい映画へのオマージュでもあると知ってびっくり。劇中で使われるほとんどの音楽の原曲は1920年代後半から30年代初めにかけてのトーキー映画黎明期のものらしい*1。おまけについていたDVDにそのオリジナル映画の映像と解説が含まれていたので知ったことだ*2。
1920年代後半になり、映画の方式もサイレントからトーキーへ移行する中、俳優、撮影現場、映画会社ともに多くの変革があった。その事実がミュージカル仕立てで楽しく分かりやすく説明できている!楽しい映画史の映画なんだなこれは。この発想と表現力には恐れ入った。
もちろん、そんなこと抜きにしてもジーン・ケリーとドナルド・オコナーの楽しい演技とダンス、デビー・レイノルズの美しい歌*3、可愛らしい表情を見るだけでも十分に満足できるはず。それと元気になりたいときには超お勧めだよ。ホントお得な映画だなあ。
PS:デビー・レイノルズはスターウォーズのレイア姫役を演じたキャリー・フィッシャーのお母さんなんだって。確かになんとなく似ている。へえ〜