ジョニーとジューンの恋

明日からジョニー・キャッシュの伝記映画、”ウォーク・ザ・ライン／君に続く道”が公開される。今年のアカデミーで５部門にノミネートされているせいか、こないだの王様のブランチでも紹介されていたのにはちょっとビックリ。


タイトルはジョニーの名曲"I Walk The Line"から名付けられたのだろう。
この曲は、ひとりの男がある女性のことを、いつまでもいつまでも好きなんだと語る歌。何があっても、どんな状況になっても、そのことだけは変わらないと歌う。
映画の内容もそんな感じらしい。（コステロファンの視点でいうと）ニック・ロウの前の奥さんのカーレン・カーターはカントリーシンガーなのだが、彼女はジョニー・キャッシュの２人めの奥さんジューン・カーターの娘さんでもある。
映画はそのジューン・カーターとの恋愛がジョニーをどう変えたかに焦点を当てて描かれているらしい。
過酷な少年時代を過ごしたジョニーが音楽への道を歩み始めたきっかけの一つが、幼いジューンもメンバーだったカーター・ファミリーの音楽だったというのも興味深い。


僕はマン・イン・ブラックといわれるジョニーの音楽が好きだ。あまりにも素晴らしい、あの低音から表現されるクールさの理由についてどこまで描かれているか。期待と不安半分の公開前夜である〜。



※ジョニー・キャッシュについては下記URLが詳しい。
http://entertainment.aol.co.jp/music/johnnycash/column.html