hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

ヴァン・ダイク・パークスがコステロをプロデュースしたら!?

月曜から午前様の帰宅。年度末が近づくと、まあ、いろいろとお仕事があるのです。でもこれじゃあ〜せっかく治りかけた風邪も治らないな。


さて、コステロ残念会の前日のこと、何か持って行くものはないかと押し入れの中を探していた。映像系があまりないのは端から分かっていたので、音、本関係を見つけるのが目的。
で、唯一のカセットテープラックを見つけたのである。これにハマった。約20年前のピーター・バラカン、荻原健太DJのラジオ番組を録ったものが十本近くあったのだ。その中でパブロック系の曲が多い番組が数本あったので、これをCDにどう焼こうかと考えていたところ、もっと懐かしいテープを見つけた。
それが、「大滝詠一レイディオ・ショー」。正式に言うとNHK-FMサウンドストリート「元春レイディオ・ショー」の代打出演。佐野元春がNYでレコーディングしている間、大滝詠一が彼の代わりに番組のDJをしているときの放送分だった。これはいつの頃だったのだろうか?メモが残ってないので分からないな。


で、この番組。ビーチ・ボーイズの”Sail On Sailor”がBGMとして流れる中始まる。時代ははっぴいえんどの終盤1972〜3年ごろの話。ウッドストック後、大滝詠一がどんな音楽体験をしたのかが語られていた。


サンセット・サウンド・スタジオでのヴァン・ダイク・パークスとの出会い。彼に教えてもらったリー・ドーシー(「ディスカバー・アメリカ」の1曲"オカペラ"の作者でもあった)。その後Dr.ジョンを知り、アラン・トゥーサンを知り、ニューオリンズへとたどり着く。
それはイコール、昔ビートルズのカバー曲として知っていたアメリカ南部の音楽。
エルビスプレスリー)、ビートルズビーチボーイズバッファロースプリングフィールドをめぐり巡って
何とまあ、大きな輪で繋がっていたのね、というオチでした。


そこで出来たのが「ナイアガラ・ムーン」だって。


The Delivery Man→The River In Reverseって単純に流れるとコステロも似たようなことをしてるなって思えるのだけど、何せ彼は・・・・。

ディスカヴァー・アメリカ

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