hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

コステロ残念会とトリノオリンピック

昨晩はホントに楽しかった。楽しいという言葉は実は微妙なんだけど仕方がない。ayakoさん主催のコステロ来日中止残念会に参加したのだ。
詳細はココには書かないが、数々の素晴らしい映像を見ることができて楽しかった。そしてその映像に反応して始まる皆さんの話のすごさ。濃すぎる。ホント濃すぎる。感動の連続でした。そして皆さんいい人たちばかりで心地よかったですよ。また次回何かあればお誘い下さいね〜。


さて、話はもう半日遡る。トリノオリンピック開会式の話だ。まあいろいろ見せてくれたが、驚いたことが2つ。1つはフェラーリーのF1マシーンが会場でセットアップされ、走ったこと。なんて演出だ。あの爆音はテレビでも美しかった。
で、2つ目はオノ・ヨーコさんの登場。イマジン・ピースと題して世界平和へのメッセージを伝えていた。そしてイマジンを歌うのはピーター・ゲイブリエル(アナがジェネシスの元リーダーと紹介していたのには苦笑)。何て激シブな人選なんだ。しかしこれでいいのか。と思ったのも事実。
入場行進のときの音楽は70年代から80年代の世界中の誰もが知っている音楽だと伝えていた。けどそれはシックのLe Freak等、僕から見るとアメリカ市場でのヒット曲。最後がJBのI Got You(I Feel Good)になっちゃったのには笑えたが、やっぱりあれらヒット曲は世界中で流行ったってこと?それともオリンピックの演出を担当した、どっかの○○会社から頼まれた方々の嗜好か(これはヨーコさんのシーンにも言えること)。まあ冬のオリンピックとはいえ現代のオリンピックなのでそんなにナイーブにならなくてもよいのだけど。ソルトレーク大会のときロビー・ロバートソンが出てきて狂喜乱舞した僕が言う話でもないかもね。


今大会、注目しているのはアルペン回転競技に出場の佐々木明選手と皆川健太郎選手(ちなみに皆川選手はアルビレックス新潟に所属している)。3年前から会社のスキー好きの方にビデオの録画を頼まれていて、ついついこちらも愛着が沸いている選手たちだ。
特に佐々木選手には期待。確かその3年前のクラシックレースで上位をごぼう抜きして2位に入り、ヨーロッパで名をあげた選手だ。で、今年も絶好調。オリンピック前の最後のワールドカップとなったクラシックレース、シュラドミング大会で見事2位に入った。天才ジョルジョ・ロッカが転けるという幸運もあったものの、その技術に裏付けされたアグレッシブな滑りは素人から見ても素晴らしかった。
ちなみにクラシックレースっていうのは5万人以上の観客を集めオーストリア、スイスで行われる、ワールドカップでも特に注目を浴びるレースのことを言うのだけど、その前夜祭(1万人以上の観客!)で佐々木選手はいつもかぶり物をして観客を喜ばせることでも有名なのだ。ヨーロッパではファンクラブもある人気もの。
皆川選手は彼とは対照的に真面目でこつこつと成績を上げるタイプ。昨年からようやく調子が上がってきており、オリンピックにピークが会ってきた感じ。シュラドミング大会では佐々木選手の2位が大きくクローズアップされているが、皆川選手も6位入賞しているのだ。これも凄いこと。
ワールドカップとは違い、強豪国の選手すべてが出られる訳ではないのでライバルは少ない。どっちかは間違いなく入賞、メダルを取るのではと思うぞ。ジョルジョ・ロッカ転けないかな〜(笑)