hirogoal’s blog

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Black and White Nightのリマスター盤

タワレコに行って驚いた。コステロも参加しているロイ・オービソンのアルバム「Black and White Night」のリマスター盤がたくさん置いてあったのだ。ジャケットもあまり見たことがないもので、リリースの日付を見ても最近ではなく1999年だったりして何だか中途半端な感じ。とりあえず購入して帰宅後ネットで調べてみた。
まずロイの公式ページを見て調べると、これはOrbison Recordsから1999年に出たものと判明。そしてLegacy Recorddingsのページを見て納得。これは先週にアメリカでリリースされた再発盤だったのだ。元にしたのがOrbison Records の1999年リマスター盤で、それをLegacyがソニーの配給で再発したものらしい。
以前ヴァージンから出ていたものと違うのは、音が良くなっており、1曲増えているところ。久々に聴いたのだが、やっぱり良い!周りの個性的なミュージシャンたちもバックに徹しており、ロイが自然で楽しそうに歌っている。
ちなみにバックを務めるのはTボーン・バーネットトム・ウェイツボニー・レイットJ.D.サウザー、K.D.ラング、ジャクソン・ブラウン、ジェニファー・ウォーンズ にコステロスプリングスティーン。Leahで聴かれるような、ゆっくりとしたリズムに乗ったバックコーラスのときしか、彼らの個性は見えてこないが、その我を押さえた演奏は最高。
ジョニー・キャッシュロイ・オービソン。声の質も晩年に至る流れも全く違うが、その音の深みは同等だ。二人ともSUNレコード出身なので一度はライブで競演してるのだろう。どっかにその音源があれば一度聞いてみたいものだ。