hirogoal’s blog

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UEFAチャンピオンズリーグ準決勝 2ndレグ

今朝の準決勝はミランの勝利。5月23日のアテネでの決勝はリバプールACミランとなった。
リーグ戦でここ2試合ピリッとしていなかったユナイテッドはミランに勝てないだろうと思っていたのだが、ここまで内容で差が付くとは思わなかった。
すでにリーグ戦では優勝の目がないミランプレミアリーグ、FAカップ、そしてチャンピオンズリーグの3冠を目座すユナイテッドとは準備に差があったのか。トップチーム同士の闘いでは、こういったところの差が結果を決めてしまうこともある。


そしてチェルシー

チャンピオンズリーグではチェルシーリバプールを超えることができないのか?」
PK戦のあとアナウンサーはこう話した。

その答えは1週間ほど前の記者会見にあった。
「リーグ戦のここ3年間の勝ち点を比較すると、40以上差が付いているのではないか。総合力では間違いなくウチが上なんだ。彼らはこのチャンピオンズリーグだけに照準を絞ってきていたんだ」

これはファーストレグの試合前にモウリーニョが語った言葉。4冠を目指すチェルシーリバプールとの差をこのように辛辣に表現したのである。

欲張れば欲張るほど勝ち目は薄くなるんだよ、という話でもあるのだが、あれだけの戦力に加えて世界一の知将をもってしてでも複数のタイトルを取ることは難しい。

FAカップ決勝はチャンピオンズリーグ準決勝で敗れたもの同士の闘いである。重荷を下ろした両チームは素晴らしい試合をするに違いない。