hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

ニール・ヤングのリヴィング・ウィズ・ウォー

最初にこのアルバムを視聴したときは、歌詞なんか関係なく、その音の純粋さ、力強さにショックを受けた。
で、中古盤屋で新古盤を買い、歌詞カードを見て、もっとびっくり。それは純粋な反戦歌だった。
タイトル曲のサビの歌詞はこれ
「神聖なる誓いを立てるんだ。もう二度と殺しはしないと。」


こういうのを分かりやすい単純な(グランジ系)ロックンロールで歌う彼はエラい。
コステロが話したように、自分が伝えたい(政治的な)歌詞は分かりやすく、いつも以上により売れ線でポピュラーな曲に乗せなきゃ、みんな聞かないんだってこと。これを本能的に作り出すニール・ヤングはエラい。


僕なんてアホだから、歌詞カードもちょっとしか見ず、イエーイって酔っぱらって喜んで、爆音で聴いている。
これでいいのだよ。世界は誰かのせいで裏が表のような感じになってるんだから。


こういうのを日本語で歌ってくれるのが清志郎だったのだが・・・。
返す返すも音楽界というかロック歌詞界には若手が育っていないのか。


サッカーといっしょ。