『Stop Making Sence』Talking Heads〜僕が居るべき場所
4〜6月に買ったDVDはほとんど開封もせず、あと見よ(あとで見ようの略)DVDとなっていた。ワールドカップも終わった今、ようやく一枚一枚開けて見ている。で今日はトーキングヘッズの『Stop Making Sence』。ロック映像DVDの名作の誇り高き作品なのであるが、以前の盤は何度もビデオで見たものを買い直すのにはちょい高いなぁと感じていたので、手を出さなかった。けど、今年に入り新装ジャケで廉価版で発売。ようやく購入したのである〜。
このDVDのもとになったのは映画版。1984年版をリマスターして2000年に日本でも公開されたものだ。東京では渋谷のパルコの映画館で上映され、一緒に見に行った妹がぴあのインタビューを受けちゃった映画でもある(ちょい悔しい)。
何がいいって、このDVDは音が良い。大好きな”Burning Down The house"もティナの弾く低音キーボードも含め、リズム隊の音がはっきり聞こえるため、バーニーのシンセもより格好良く聴こえたりして。デビッドバーンは今のほうが音にあった顔してるな。当時は若すぎて、あれじゃ都会のインテリへなちょこ野郎具合が出過ぎてる。
初めて映像を見たときに感動した曲は今でも刺激的。あのライブにおける光の使い方は世界中のミュージシャン、日本じゃユーミンなんかもマネしてるはず。
でもあのパントマイムみたいな、カッコ悪いんだけど、クセになる動きは誰にもマネできない。映像の衝撃が薄まった今になって、ようやく彼らの一番見せたいとこが分かってもらえるのかもしれない。
ストップ・メイキング・センス(ニュージャケットバージョン) [DVD]
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2006/05/26
- メディア: DVD
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で、清志郎が喉頭(こうとう)がん入院したとのニュースが。
早く元気になってほしい。日本のライブはあなたが顔。