hirogoal’s blog

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ケ・セラ・セラ〜 決勝戦イタリア対フランス

まあ順当な優勝だ。
ジダンがいなくなって、フランスからオーラが消えた。
これでイタリアはしばらくチャンピオンの座に居続けることだろう。若手とベテラン、攻撃と守備、反するいずれのバランスも見事なチームだった。イタリアの時代が到来か。結果は1対1で延長戦を終え、PK戦となり5:3でイタリアの勝利。


前半はジダンのPKで先制されるもイタリアが右サイドのザンプロッタ、カモラネージピルロを中心に見事な攻めを見せて、フランスを圧倒する。そして18分、ピルロからのコーナーキックマテラッツィビエラの後ろから乗り越え見事なヘディングシュートを決めて同点に。しかし後半に入り、真ん中からの攻撃が通るようになったフランスが、左サイドのマルダーのドリブルを中心に攻める。そして15分すぎの交代でピルロが前に出てから、よりフランスが有利に。しかし前半の終わり頃から見られたフランスの疲れはピークに達しており、最後のペナルティエリア付近から上手くシュートを撃てなくなる。
そして今日一番のプレーが延長前半13分におとずれる。ジダンが素晴らしいヘディングシュートを放つのだ。それをブッフォンが見事に弾く。これがこの試合最大の見せ場だった。


ジダンはこれで終われるのだろうか。ケ・セラ・セラのメロディが頭をよぎる。サッカーはあまりにもドラマティック。これもまた人生ってこと?