Jでこれを蹴れるのは誰？

今日行われた代表ＧＫ川口能活の記者会見で、彼はこう語ったそうだ。

「途中でボールが消えた。これを防がないと世界一にはなれないんだなと感じた。勝つことへの課題ができた」
（2006年7月9日（日） 16時2分　共同通信）

これは日本対ブラジル戦のジュニーニョ・ペルナンブカーノのミドルシュートのことを語ったもの。今日の３位決定戦でもこの”ボールが消える”シュートを２本ほど見ることができた。ドイツのシュバインシュタイガーとポルトガルのC.ロナウドのフリーキックだ。二人とも若手というのが面白い。
超ベテランであるカーンは何とか防いだが、キャッチすることはできなかった。リカルドは両手の間を抜けて決められたし。

日本でこのシュートを打てるのは誰だろう。三浦アツ、阿部勇樹ぐらいしか思い出せない。おそらく世界は来シーズンからこのシュートを打てる選手が増えてくると思う。特に適応能力の高い若手ほどその傾向は強くなるのかなと思ったり。清水の藤本とか、セレッソなら古橋、ルーキーの柿谷あたりも勉強してほしいな。


しかしフリーキックというのは練習して上手くなるものなんだろうか。ストライカーの育成が難しいというのなら、フリーキック、ミドルシュートの上手い選手を育てるほうが個の力を強くする近道なのではと思ったりしている。誰かこのあたり取材してくれないかな。