hirogoal’s blog

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悪いなりにも内容はあった 〜 日本対マルタ

前半途中から観戦。すっかりキックオフの時間を忘れていた(笑)。それにしてもこのキーパーいいわ。マルタのGKハベルが当たっている。


マルタはヨーロッパ予選グループ8に入っていた。その中の最下位で予選敗退。
マルタ 0 - 7 スウェーデン
マルタ 0 - 0 アイスランド
ブルガリア 4 - 1 マルタ
マルタ 0 - 2 ハンガリー
クロアチア 3 - 0 マルタ
スウェーデン 6 - 0 マルタ
アイスランド 4 - 1 マルタ
ハンガリー 4 - 0 マルタ
マルタ 1 - 1 クロアチア
マルタ 1 - 1 ブルガリア
3分け7敗の勝ち点3。スウェーデンにだけボロ負けしてる。単純にこれだけ見ると攻めより守りを固めるチーム。技巧的な相手には善戦しているようだけど破壊的な攻撃力を持つスウェーデンは格が違うってことか。


だからこの試合のテーマは攻撃。なのに結構守備練習にもなっていたりして。守備の課題はいつも同じで左サイドの裏とバイタルエリア。ココから攻撃されるといつも危ない。けどそれは最後の最後まで解消しなかった。残りの時間で宮本キャプテンを中心にいかに詰めることができるか。ドキドキもんだね。


もう一つのテーマは控え選手を試合に出すということだ。興味深かったのは4バックになったときに小笠原ではなく伸二を先に出したということ。左の前目に位置するMFだと小笠原のほうがよいと思ったいたのでちょっと意外だった。伸二はポジションチェンジをしてトップ下のちょっと後ろ目になったときが本領発揮。徐々に軽やかで小気味いいパスが出せるようになってきた。
三都主に代わり中田浩。玉田に代わり小笠原、ここで4ー2ー3ー1。福西に代わり、イナ。大黒に代わり巻。1トップなら確かに巻というのが本筋。左サイドに入った中田浩がかなり前まで上がっていたのも驚き。結構いいクロスを上げていた。三都主に対するライバル心が感じられる。
結果は1−0。玉田がゴールを決めたのは収穫。なかなか決められなかったからね〜。これで本番はいいプレーを見せてくれるかな。


さて、この試合、ヒディング監督にとってはあまり参考にはならなかっただろう。今までのしょぼい試合のときの展開と同じだったからだ。しかし内容はしょぼい試合同士を比べても今回が上。ドイツ戦はいいところばかりが目立ったが、今日の試合では悪い内容なりにチームは出来上がっていると感じることができた。ただ・・・三都主にムラがあるのがやはり気になる。もしかしたらジーコは何か決断するかもしれない。そこが勝負の分かれ目か。