hirogoal’s blog

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サンフ対セレッソ〜結局サッカーは守備から

ウェズレイ、佐藤寿対江添の対決が最高に面白かった!江添は完全復活した。確かに最近の前田よりよい。開始わずか9秒に佐藤寿に決められたゴールはブルーノとマークの受け渡しが上手く行かなかったのが原因だが、これで気合いが入ったのか。後半何度もあった二人の切れのあるドリブルを危なげなく防いでいた。フィードのタイミングも早く的確でセレッソの新しい攻撃パターンが生まれそうな予感も。結局90分間フル出場し、1年ぶりの復帰戦を見事に務めた。
そして新しいフォーメーション。中盤にぽっかり穴の開く場面もあったが、今日は選手全員激しいスライディング、プレスでサンフの攻撃の芽を摘んでいた。山田卓は相変わらずよい。激しいディフェンスだけではなく見事なクロスを何度も上げていた。
セレッソの決めた得点はアキからのパスを受けたモリシがペナルティエリア内の左サイドからシュート、下田が弾いたボールを右から走り込んできた徳重が決めたものだ。これだよ。これがセレッソの得点の形だ。サイドからの攻め手が多いフォーメーションなので、もっと攻撃陣の連動性が取れたら、このような場面を数多く生むことが出来るだろう。
今日負けなかった唯一の理由は選手全員が動き、プレスを掛けてディフェンスを見事にこなしたことだ。そうやっぱりサッカーはディフェンスからなのだ。塚田監督が皆を走らせた理由はそこにあったのかもしれない。次戦からの期待が持てる内容だったと思う。