開幕戦は内容より勝利を！〜グランパス対セレッソ・プレビュー

昨年の雪辱を晴らすためのシーズンという言い方はあまり好きではないのだけど、どうしても今年はそういった感じがある。連続無敗記録をかけ、セレッソの２００６年シーズンが始まる。
初戦の相手はグランパス。今年はオランダ人新監督に加え、代表フォワードを加えた陣容だ。マスコミ予想はグランパスの怪我人の多さが強調され、セレッソ優位との報道だが、舐めてはいけない。
ＧＫは怪我の楢崎に代わり川島永嗣。将来の代表ＧＫとなりうる若き守護神だ。右サイドは中村が戻ってきたので杉本との連携が生きてくる。そしてボランチも金と吉村、ＦＷも玉田、杉本と並ぶ、と考えるとまずまずの陣容となってきた。しかし左サイドは藤田も本田も不在。つまりセレッソでいうと山田、モリシ、が突くであろう右サイドがポイントだ。


大体、昨日のヴィッセルではないが、開幕戦の予想というのは外れることが多いものだ。特に新監督のチームに関しては予想と異なる展開となることが多い。昨日の練習も未公開となったことだし、グランパスは不気味な存在といえよう。
セレッソは昨年よりブラッシュアップしたチームとなりうるか。特に攻撃の精度が高まっていることが大切。昨年よりアキ対策を練ってくるチームが増えてくるだろうから、その次の攻撃をどうするか。監督、頼むよ〜。