hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

All Over Againって言いたい

最近帰宅後聴くのはジョニー・キャッシュばっかり。先日購入したCBS時代の2枚組のベストアルバムだ。何でこれにしたのかというと歌詞の対訳が付いていたから。この人がなぜこんなにカルトな人気があるのかは、あの渋く重たく太い声だけではなく歌詞にも理由もあるのだと思ったからだ。
面白いのは2枚目に収録されている"A Boy Named Sue"。途中で放送禁止用語を歌っているため、「ピー」っていう音が入っている(笑)。
もともと歌詞が面白いかも、って思ったのはKieさんのお店でテラケイさんが演奏する"I Walk The Line"を聴いたとき。かの大ベテランは歌う前に歌詞の説明をする。それが大人の情けない恋を描いていてよかったんだな。
そう思って歌詞カード片手に聴いているものの、上手く理解できていない。まだ音、歌の深さに気持ちよくなっている段階。もうちょっと時間がかかりそう。


付属のブックレットには様々な人々、ミュージシャンの賛辞の言葉が並ぶ。映画"I Walk The Line"にも出てくるらしい奥さん、娘さんの他、ウィリー・ネルソン、ポール、ボノ、レナード・コーエントム・ウェイツ、クリッシー・ハインド、キース、トム・ペティコステロ(!)、ニック・ロウ(!!)、レイ・デイビス(!!!)、メタリカのカーク・ハメット、ニック・ケイブ等々。らしいな〜。とにかく凄いメンツだ。コレ読むだけでも面白い。(加えて映画”No Direction Home"で見ることのできるディランからの賛辞がある)
コステロが言うように「彼のような歌声を持つ者はいないし、彼のように歌える者もいない」
そんな人はロイ・オービソンだけじゃなかったんだ。
ハマりそう。

エッセンシャル・ジョニー・キャッシュ

エッセンシャル・ジョニー・キャッシュ