hirogoal’s blog

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バルセロナvsマジョルカ戦

ヨシトはベンチスタート。クーペル監督がいつも1枚のボランチフォワードを1人削り2枚とした影響のようだ。(試合後ヨシトはその点について不満の表情を浮かべていた。)
バルセロナは強い。いくらマジョルカが守備の人数を増やしても、ロナウジーニョやデコが前を向いたら簡単に抜かれてしまう。自然とマジョルカは4バックとボランチの6人で守るシーンが多くなる。これではきつい。前半唯一のチャンスであった10分のルイス・ガルシアのPKもビクトル・バルデスの読み勝ちで見事に止められる。前半も終了間際、マジョルカに2回ほどヘディングシュートのチャンスもあったが決めることができない。1ー0ながら圧倒的にバルサ有利で前半終了。
後半の序盤、マジョルカはディフェンスラインを高く位置する。1トップのルイス・ガルシアと中盤との距離が縮まり何度かチャンスを得るが決まらない。そうこうしているうち流れは再びバルサへ。後半11分バルサ左サイドのショートコーナー。エアーポケットに入ったようにマジョルカDF陣がデコをフリーにした。このチャンスを逃すわけなくデコは左足でシュート。見事に決まり2ー0。
バルサエトーを左に、ジュリを真ん中に、ロナウジーニョを右にポジションチェンジし、マジョルカDF陣を混乱させる。マジョルカは再び前線とDFラインが間延びし、バルサの一方的な展開に。そこでクーペル監督はまず中盤を変える。中盤に前を向ける選手を配置することにより、DFラインのプレッシャーを減らし、全体をコンパクトにしようというねらいか。マジョルカは後半15分、期待の新規加入選手であるフェリペ・メロを投入、すぐ後にコレアを投入し流れを替えようとする。中盤が少しコンパクトになった後半25分、3人目の交代選手としてヨシト登場。
以下、画面に映ったヨシトのプレーシーン。
32分 ヨシト、オフサイド。相手GKにボールを強めに蹴り渡し、ブーイング。
41分 コレアのフリーキック、GKが弾いたこぼれ球をヨシトが狙うがユリアーノと重なり、
ボールはキーパーの腕の中に。
ロスタイム ヨシトの左サイドでの上手いドリブル。しかしシュートできず。
終了の笛の鳴る中、最後にプジョルが倒れる。すぐ横にヨシトが立つ。倒れたプジョルを囲んでロナウジーニョがヨシトに握手を求める。


感想。プレー自体はやるべきことを着実に行っている。裏へ抜ける動きや、こぼれ球を拾う動き、スペースを突く動きは結構いいのでは。本人のインタビューだけ×。何であんなに素でテレビのインタビューを受けるのだろうか。
あとフェリペ・メロはヨシトにボールを預けようとする雰囲気があった。位置取りは近い。マジョルカの雰囲気を変えるのは確かにこの2人という感じ。DF陣の問題は多い。去年のセレッソと同じく自信のなさが目立った。
てなわけで、見ていて結構辛い試合だった。試合の展開があまり面白いものではないため、画面にしょっちゅう日本人が映っていた。カメラマンしかり、バルサのユニ着てるのだけどヨシトが出たときに大喜びしている人だったり・・・・