I shall be releasedの生演奏なんて初めて聴いた。

今晩は、西麻布の某ライブハウスへ行ってきた。ママさんからメールもらっていたので顔を出したのである。今日のバンドはママさんもボーカルで参加している「星条旗バンド」っていう名のバンド。メンバーの構成はボーカルとツインのアコースティックギターのトリオである。演奏される曲はＰＰＭやディラン、イーグルスやＣＣＲといった６０〜７０年代のフォーク、アコースティックなロック系が中心。と書くと大体先入観で括られてしまいそうだけど、このバンドはちょっと違った。まずママさんのボーカルが非常にクールで風貌も含めまるでヴェルベットアンダーグラウンドのニコみたい。ギターの二人も白人っぽいのだけではなくサザンロックも好きみたいでソウルフルな感じでも弾けるっていうのが面白かった。
休憩時間メンバーの皆さんと話をしてみた。昔はカラオケなんかなかったから歌いたかったら自分で演奏するしかなかった。それで楽器も持ったし、歌も歌う。結果的にそれがいい経験になり今につながっているとのこと。飛び入りで歌ったお客さんもまるでプロのように上手かった。いろんな人いるわ。すげーよ。
それにしても此処ではいろんな音楽を聴いている。カントリー、ジャズ、フォークロック。他にアイリッシュミュージックや、インド音楽もやってるみたい。いつもお客さんが凄いリクエストをしたり、上手く歌っているのを見たり聴いたりしている。東京でレコード、ＣＤがたくさんあり、売れている理由の一端の理由が分かる気がするな。下北で路上ライブしている奴らも年取ったらあんな風になっておくれ。それがニッポンを救うよ。