東京大学のアルバート・アイラー
休みなんで文庫の『東京大学のアルバート・アイラー』のキーワード編を読んでいた。最近はこれにハマってるな。ジャズについて全く正攻法に評論されていて且つ分かりやすい本なのだ。僕のように楽器を演奏しないヒトが読んでも(分からないところは読み飛ばしても)大きな概要は分かるように書かれている。だから楽理の内容が多いのに面白く感じることができ、すいすいと読むことができた。似てるとするならば立花隆の本を読んでいるときと同じ感じかなぁ。何が大事なのかを抽象的、印象的ではなく具体的に書くということはホントに難しいのだけど大切なことなのだ。いろんな意味でアタマのいい人じゃないとできないこと。
ブルース、ファンク、ジャズ、R&Bという音楽が総じて好きだ、ということは全くおかしなことではなく、むしろ正しいことなのだ、と教えてもらった気がする。なんか嬉しかった。次は『M/D』にチャレンジだ〜。
東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)
- 作者: 菊地成孔,大谷能生
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
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