オシムの本
カナダで行われているU-20ワールドカップ。若き日本代表はみずみずしいプレーを見せてくれていて、とても楽しい。
そして縦への動き、ワンタッチパスを自在に操る技術の高さ、そしてチャレンジする気持ち。いずれもオシムの言葉を実践しているように見えて興味深くもある。
アジアカップが始まるということを意識したわけではないのだが、最近、再びオシム本をいろいろと読んでいる。以下の4冊が面白かった。
『オシムジャパンよ! 日本サッカーへの提言』
ジーコとオシムとのちがい。そして世界の中での日本サッカーということを上手くまとめている。田村修一氏編。
以下は木村元彦氏の著作もしくは監修本。
『オシムが語る』
日本に来る前、オーストリア時代のオシムインタビューを上手くまとめているだけではなく、ヨーロッパにおけるサッカー文化の深さを感じることもできる。
『オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える』
今読み返すとオシムの考え方がより分かる気がする。読まず嫌いで読んでない人はぜひ。
『蹴る群れ』
オシム自体は直接登場しないが、その背景にオシム的な世界が流れている本。たかが”サッカー”のできることの凄さを感じることができる。オシムはそれを信じているのかもしれない。