ギラギラしている!
どんな状況でも、どのエリアでも、どの時間でもパス、パス、パス。ヴァンフォーレ甲府のサッカーには驚いた。
今日はセレッソの試合を生中継で見られなかったためヴァンフォーレ甲府 対 川崎フロンターレ戦をテレビ観戦。結果以上にその内容は面白かった。
後半40分過ぎで負けていたら早めにロングボールを前線に放り込む、という場面はよく見られるが、この日のヴァンフォーレの選手たちはそんな素振りを少しも見せなかった。とにかくショートパス。これしか練習していないのだからそんなの当たり前だ、という顔をして監督もベンチ前に立っている。
ヴァンフォーレは絶対的な武器を得ているのだ。そういうチームはホント魅力的。
90分続いた両チームのプレスの掛け合いも見応えがあった。ロングボールが出ないと分かっているので、フロンターレの選手たちはボール保持者に向かって猛然とインターセプトを挑む。しかし、それが成功してもすぐに逆襲のタックルが足下に迫ってくる!
よく走ることで有名な黒津、茂原の運動量に差は少なかったと思うのだが、周りの攻撃陣の決定力が試合を決めたか。
選手たちの顔が個性的で、何かを主張しているように見えるチームは強い。この両チーム、ギラギラしているなぁ。