hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

第12回全日本フットサル選手権大会

こないだの土日は全日本フットサル選手権大会を観るため大阪へ。朝4時半に起きて新幹線の始発に乗車。会場の舞洲アリーナへは9時過ぎには到着していた。



舞洲アリーナの最寄り駅は桜島駅ユニバーサルシティ駅の隣の駅なのだ。つまりジェラシックパークの派手な絵の描かれた電車に乗って到着することに。舞洲アリーナはそこから大きな橋を渡った先の埋め立て地の真ん中にあった。車がなきゃ行けないところだ。(途中にある、ど派手な大阪市都市環境局の建物にはびっくり!まるでラブホテル(笑))



会場には2つのコートが作られ、2試合が同時に行われるという形式で予選リーグが行われていた。どちらを観るのか考えながら試合ごとに席を移動することになる。皆さんお目当てのゲームは大体同じなので片方のスタンドがスカスカになる場面もしばしば見られた。



土曜日に観戦した試合は
府中アスレ 対 マグFC (1-1で引き分け)
STANDARD7 対 アルーサ (3-6でアルーサの勝ち)
大洋薬品ボツワナ (3-2で大洋薬品の勝ち。名勝負!)
ファイルフォックス 対 D.C 旭川 (2-1でファイルの勝ち。これまたいい試合)
プライアグランジプレデター (1-0で何とプライアグランジの勝利。)
府中アスレ 対 明治大学 (6-3で府中の勝利。いい試合)
ヤマノヤ 対 アルーサ (0-0で引き分け。いい試合)
の計7試合。


とにかくこの観戦旅行の目的は3試合目の大洋薬品ボツワナ戦を観ることだった。期待を裏切らない名勝負で大興奮!ボツワナの選手が見せる炎のようなプレッシングが素晴らしかった。結局は地力に勝るプロ軍団大洋薬品が勝利したのだが太見選手の素晴らしいシュートを始めボツワナに見るべき点が多かったように思えた。これで星選手がいたらどういう展開になっていたか・・・。
この対戦が全国リーグで観られないのは残念。来年のこの大会まで待たなくてはならないのかもしれない。



日曜日からは決勝ラウンド、準々決勝。ここから会場の中のコートは1つとなった。予選リーグより広いコートである。

大洋薬品 対 ディアボーイズ 
5-0で大洋薬品の順当勝ち。ディアボーイズは相手を恐れすぎているように見えた。でんどんが話していたとおり、もう一歩踏み込んだプレスが欲しかった。
ファイルフォックス 対 プレデター
2-1でファイルフォックスの勝利。残り0秒で同点ゴールか!というシュートが決まったプレデターだったが、結局ゴールは認められなかった。残念!
プライアグランジ 対 府中アスレ
6-1で府中アスレの順当勝ち。元ボツワナの小山選手はやはり上手かった。
マグFC 対 アルーサ
2-0でマグの勝利。北海道の雄アルーサは昨年のこの大会で初めて観てその素晴らしいフットサルに感動しファンになった。しかし今年はここで敗戦。ホントに残念だ。あのほのぼのとした「お〜い、お〜いほっかいどう、ほっかいど〜よ〜♪」という応援歌が聴けなくなるのも残念。マグは予選リーグとは全く異なる”強い”フットサルを見せていた。さすが関西の雄である。



この結果、今週の土曜日に東京の駒沢体育館で行われる準決勝は
大洋薬品 対 ファイルフォックス
府中アスレ 対 マグFC
の対戦となった。
第一試合がホントに楽しみ。眞境名オスカーの作ったチーム同士の対決である。加えて大洋薬品の難波田森岡、定永といったファイルの一時代を築いた選手たちが前所属チームとどう戦うのか。お互い守備をしっかりと固めカウンター合戦になりそうな予感。


長々と書いたのだけど、観るフットサルもとっても楽しいのだ。スピード感溢れ、知的でファンタスティックなスポーツだと思う。
これだけ試合を観たあとに自宅のテレビでサッカーの試合を見ると、何であんなに大きなゴールに入れられないのだろうと不思議になる(笑)
大洋薬品を破るのはどこか。非常に楽しみである。