hirogoal’s blog

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広島の風は気持ちよかったか!〜全国都道府県対抗男子駅伝

昼過ぎまで寝ていて残念だったのは全国都道府県対抗男子駅伝が全部見られなかったこと。スタートから見たかったのに、起きてからテレビを付けたら既に5区までが終わっていた。
6区は中学生ランナーが走る区間。それまで先輩ランナーが築いてきた順位を守ろうと、緊張した顔で一所懸命に走る姿を見るのは気持ちがいい。そして最終7区、エースが揃う”一般”ランナーとのタスキリレーへ。
中学生ランナーがタスキを大人のお兄さんに渡すとき、よく頑張った、よしよしと言わんばかりに肩や腰をポンポ〜ンと叩かれる姿が印象的だった。どの”一般”ランナーも同じことをしていたので、これは伝統なのだろう。「託す」「繋ぐ」という駅伝の持つ魅力をもっとも凝縮している風景に見えた。
そしてここで登場。”天才”佐藤悠基と”山の神様”今井正人佐藤悠基は3位でタスキを受け取ったもののトップの北村聡までの距離が開きすぎていた。2位でフィニッシュ。今井は順位があまりにも低かったので画面にあまり映らなかったのが残念。しかし何と17人抜きの21位でフィニッシュ。2人が並んで走る姿を見られるのはいつの日か。


さて今回の駅伝。もう2人新発見の選手が。一人は走りを見ていないのだが(笑)、何とオリンピックランナー中山竹通の息子、中山卓也選手。今、高校生の彼は4区で区間賞を獲得。近い将来お父さんという大きな山を越えることができるか。
そして7区で区間賞を取った飛松誠。見た目には少しも格好良くない前傾姿勢なのだが、黙々と走り逆転で3位フィニッシュ。彼はとても人間臭さが現れていたランナーだった。カッコイイ佐藤悠基とは正反対のこういう人にも頑張って欲しい。

さて、北京五輪で活躍するのはどの選手か。今はその予想がとても楽しみ。