hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

やったぜ、サッカーマガジン

新しいサッカーマガジンは「読むところが多い」雑誌になっていた。
以下、そのなかで印象的なページ、言葉をいくつか紹介。


西部さんのコラム中に書かれた「ツータッチ・パサー」という言葉。初めて知った。(P7)
名波浩インタビュー(P10〜15)。セレッソファンだから紹介しているわけではない。一人の実力派ベテランプレーヤーの移籍という視点で読むと、この記事は普遍的に思えるからだ。


特集”背番号物語”中にある”ナンバー概論”(P22〜23)。U先生から講座で何度か教えてもらった話だ。懐かしい感じがした。歴史は上手く引き継がれている。
伊東武彦元編集長による、カズと背番号の関連について書かれたコラム。原稿中に”古き良さ”が現れている。(P26〜27)
”背番号の系譜”と題された資料記事は暇つぶしには最高のもの(P37〜42)


原博美さんと木村和司さんの対談。「監督が代わろうが、遠藤の良さは走り回ることじゃない」(P45〜47)
武智さんのコラム。「サッカーとは面白いものだ。チームとしてのまとまりがでてくるにつれ、連携不足のうちは隠れている個の器が徐々に気になり出してくるのである」(P51)
コラム”ニュースの深層”(P79)やFC東京(P48〜49)、三浦アツ(P53〜55)に関する記事。取材ものの良さ。
”いまさら聞けないサッカー用語辞典”でのニッポン放送アナウンサーの囲み記事。(P59)


Jリーグのコーナーでは選ばれた数試合のみを深く描く。残りの試合のあっさりさはちょっと頂けないが。


藤島さんのコラム。「向こうの道をしばらく走った丘の上に住んでいるのです」(P107)
”編集長のスタジアムを食らう”コーナー。うちのマネだね(笑)。しかしこの詳細さは好きだ。自身のことはあまり書かないほうがよいのでは。(P115)


巻頭のコラムで新編集長は静かに宣言している。
この感じならそういうふうになることは可能だと思う。がんばって。