こちらの日本代表にも注目してくれ！〜視覚障害者サッカー日本代表

スポーツナビにブラインドサッカーの世界選手権に関する記事（共同配信）が載っていた。せっかくアジア代表を日本代表が勝ち取ったのに、主な活動の資金を厚生労働省からの補助金でまかなっているため、世界選手権が開かれるアルゼンチンへ渡航するための資金が不足しているという内容だ。


この問題は難しい。じゃあ日本サッカー協会（ＪＦＡ）が資金提供したらよいではないか、と言いたくなるが、ＪＦＡは文部科学省の所管公益法人で、日本視覚障害者サッカー協会は厚生労働省の所管公益法人である日本障害者スポーツ協会（ＪＰＣ）の正会員。つまりJFAが絡むと縦割り行政の弊害、おそらく文部科学省と厚生労働省の予算の絡みから、今後の彼らの活動に支障が出る可能性もあるためやっかいなのだろう。
だから、大会が開かれる１１月までに自分たちで何とか資金を集めようと彼らは必死なのである。


ブラインドサッカーについては何度か観に行ったことがある。これは素晴らしいスポーツだ。イマジネーションのスポーツとはまさにこのサッカーであると言いたい。詳しくはこのBlogの下記のページを参照のこと。


・ブラインドサッカー初体験ばなし
http://d.hatena.ne.jp/hirogoal/20041115/1100542808
・第３回日本視覚障害者サッカー選手権大会のご報告（その１）
http://d.hatena.ne.jp/hirogoal/20050128/1106965706
・第３回日本視覚障害者サッカー選手権大会のご報告（その２）
http://d.hatena.ne.jp/hirogoal/20050212/p1

・このブログよりはるかに詳しい東京新聞掲載の記事
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060402/mng_____tokuho__000.shtml


とにかく、何とか彼らをアルゼンチンに旅立たせ、素晴らしいプレーを世界に披露してもらいたい。
がんばれ。