hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

2006 Jリーグ ディビジョン1 第12節 フロンターレ対セレッソ

代表の試合をスポーツバーで見て帰宅。巻のゴールは見事だった。あれは短い距離をスピードを上げて動ける日本人ならではのゴール。彼の背の高さからごまかされやすいが、あの動きは素晴らしい。佐藤寿と1セットで見たかったぞ。


帰宅後Jsportsのフロンターレ戦の放送を後半途中から見た。セレッソの攻撃はフィニッシュ近くまでスムーズに行くようになっている。攻撃の決めごとはかなり良くなってきているようだし守備も合格点だと思う。中断明けが楽しみになってきた。
一方フロンターレを見ると去年のセレッソのようにここぞというときのディフェンスが厳しく相手に最後の一手を撃たせない。さすが暫定ながら首位。(返す返すも小林前監督がまだ指揮をとっていたのなら、こういった守備ができるようになっていたと思う。仕方がないのだが)


負けると勝つとの差はこんなものだと思ったのが、88分苔口のシュート。ピンゴがオフサイドとなり幻のゴールになったのだ。ピンゴ本人に余裕があり周りが見えていたら飛び出さなかっただろう。気持ちの良いシュートだけに惜しい。しかしピンゴはスーパーサブのプレーができるようになってきた。最後で攻撃的な布陣にするのなら悪くはないだろう。


試合途中にはマイクが拾う塚田監督の大声が聞こえる。
「サイドから、サイドから」、「前、前」というあの叫び声。選手も鼓舞されているようでシュートも13本撃っている。ディフェンスのベースが出来ているだけにあとはゴールだけ。悪い結果ではないと思いたい。
監督の記者会見のコメント。「結果が出なくてもやっていることのブレがない」という言葉は正しい。あとは流れだけ。選手には「サッカーの難しさ」というこの壁を乗り越えて欲しい。