hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

バルセロナ対チェルシー〜ロナウジーニョの身体能力

ロナウジーニョが肩で自らをガードしながら放ったシュート。後半30分過ぎに決めた凄いゴールだ。この1点で勝負はほぼ決着した。メッシは前半で負傷退場したが、バルサは自身のポゼッション能力を生かして上手く守りぬいた。チェルシーのチャンスはセットプレーだけ。後半ロスタイムにテリーが得たPKをランパードがを決めたが、時すでに遅し。結果、この試合1対1、2試合合計3対2でバルサが準々決勝へ進出した。


それにしてもロナウジーニョは大舞台で必ず何かを魅せる。相手ペナ前からドリブルで中央を切り込み、チェルシーDF4人(?)をかわし見事なシュート。たしかテリーのつぶしを自らの肩で防ぎ、そのままシュート体勢に入ってゴールを決めたのだ。解説のセルジオさんも大絶賛のゴール。テクニックだけではない。彼の身体能力の凄さを感じたシーンだった。
今週号のサカマガにブラジル代表を紹介する記事がある。もちろん大きく扱われているのはロナウジーニョ。彼の成長過程のポイントは”テクニックの良さをなくさないようにフィジカル能力をアップする”ことだった。それがユース年代からパリSG時代まで慎重に行われていたそうだ。この試合で見せたゴールはその育成、練習方法が正しかったことを証明している。ブラジルが生んだ最高傑作はワールドカップでどう輝くのだろうか。
(心配なのはバルサがCL決勝までいって彼らの疲れが溜まること。それがブラジル代表のアキレス腱になるかもしれない。)