hirogoal’s blog

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いよいよJリーグ開幕〜東京ヴェルディ1969対徳島ヴォルティス

国立にヴェルディ。14年目のJリーグは全国快晴の中で開幕した。
僕にとってのオープニングマッチは東京V徳島ヴォルティス戦。スカパー!での観戦だ。ヴェルディサポはもちろんのこと、初めての国立となるヴォルティスサポの喜びのようすが伝えられる。得点が入ったら国立のスタンドで阿波踊りをするそうだ。ホント楽しそう。
仕方がないと言うべきかアナウンサーはラモス監督についての話が多い。解説は武田だし。けど序盤から目に付いたのはヴォルディスの攻撃。サイドから展開する早くて連携のとれた攻撃が子気味よい。昨年J2失点ワースト2位だったディフェンスも上手くプレーできているようだ。1年間ほぼ同じメンバーでJ2を経験した強みが感じられる。
対するヴェルディはまだチームが未完成のようす。1対1はさすがに強いのだが、連携がイマイチ。スペースに入ろうか入るまいか、パスを出そうか出すまいかという感じの選手が多かった。


しかし、個人技ではヴォルティスを上回るヴェルディはすべての得点をセットプレーであげて形勢を逆転した。特に自ら蹴りたいとボールを持ち、フリーキックを決めた大橋選手のゴール!これは凄い。見ていない人は是非チェックして欲しい。それまでベンチに座ったままクールな顔をしていた都並コーチも立ち上がって大喜びの見事なシュートだ。


テレビに映った中では玉乃選手、大橋選手の表情がよかった。選手っていうのはやはり頭からプレーするのが好きなんだよね。先発でフル出場できるチャンスをもらった喜びが感じられた。
試合中にアナウンサーが伝える大橋選手の移籍理由の話、彼がヴェルディに来た理由として試合数が多いという内容があった。J2は試合数が多すぎるという批判もあるが、選手の中にこういった意見があるとはちょっと興味深い。そしてヴォルティス玉乃選手の話も面白かった。昨年までヴェルディにいた彼が「去年までの僕はなんちゃってプロだった。少しJ1のプレーをしていてちょっとした満足をしていた」と話していたそうだ。今四国の地でそう語る、スペインでも話題になった元天才少年が徳島でどういったプレーを見せるか。楽しみだなぁ


試合は大橋選手のプレースキックが絶好調でヴェルディが4対1で勝利。泥臭いプレーを見せた大野もよかった。ヴォルティスは点差以上の大健闘。いいサッカーをしていた。これなら今後上位も狙えるだろう。
今度は早く生観戦したい!Jリーグの春だなぁ〜。

(おっと、愛媛FC勝利?!すげ〜。ホントおめでとうございます。)