hirogoal’s blog

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あともう少し。勝ち味の差か〜アルペンスキー回転 皆川賢太朗選手

惜しい!なんと3位とは100分の3秒差。
アルペンスキー男子回転、皆川賢太朗選手は4位入賞となった。今シーズン絶好調のカレ・パランダーまで棄権となったため、もしかしたらと思ったがベンヤミン・ライヒは強かった。結局オーストリア勢が表彰台独占。
しかしレース後の皆川選手のインタビューがよかった。勝ち味を知らないこと、ここぞというときの思い切りのなさが敗因の一つではと冷静に分析していたのである。彼は別に思い切りの悪い選手ではないと思うのだが、一流のみが分かる微妙な差なのだろう。
そしてこのレース最大の驚きは湯浅直樹選手の入賞だ。今シーズン少しずつワールドカップポイントを積み重ねている選手であったが、まさか7位入賞とは。勇気を持ってチャレンジした滑りは見事。心地よい驚きだった。彼は今まで両エースの影に隠れている印象だったのだが、これで一つの柱となれるか。


期待の佐々木明選手は2本目の序盤で片足通過反則の棄権。1本目のタイムがチャレンジャーの彼にこの微妙なコース取りを選択させたのだろう。仕方ないけどホント残念。しかしレース後、佐々木選手は(彼の性格ならもっともだと言えるが)サバサバした表情を見せ、他の日本選手を気遣っていた。この負けず嫌いが見せる今後のワールドカップでの好成績を期待しようか。


しかし、ホントに惜しかった。3人ともバンクーバーまでに一度はワールドカップで優勝して、勝ち味を覚えてくれ〜。