hirogoal’s blog

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大阪ダービーというより、天皇杯準々決勝〜セレッソ大阪 対 ガンバ大阪

今日は自宅でテレビ観戦。後半途中、ファビーニョが交代するまでは見事な試合運びでした。パスの精度の高さ(=ミスの少なさ)、サイドチェンジ、3人程度のコンパクトな連携・・・。よかったですよ。うん。ボランチの東美が出すパスはいいときの中田ヒデのようだし、古橋の飛び出すプレーはいいときのサビオラのよう。(ちょっと褒めすぎ(笑))アキはベルカンプのように強くて上手かった。彼のことを解説の川勝さんは、ジーコがコレ見たらどう思うでしょうねって言ってるしね〜。
ガンバペナ付近で後ろから次々に選手が飛び出してくるっていうのは、現代サッカーのお手本のよう。ヤナギがゴール前へ出てきたのにはビックリ。いや〜横綱サッカーでした。強いチームのサッカーですね。今まで天皇杯で決勝に進んだときは弱いチームが勢いで上がっていったという感じだったのですが、今回は全く違います。強いから次のステージに進んでいく。残る相手を見ると敵は自分自身という感じです。


けど、問題はやっぱり後半20分すぎ、ガンバの1点目が入り、ファビーニョが引っ込んでから引き気味になったライン。小林監督がボールをキープしたらラインを上げろと叫んでいたそうですが、たしかにガンバの勢いを助長させたようにも見えました。まだここら辺りに弱いときの癖が残っているのかな。引いてもすぐ中盤付近で安定したボールキープができるようになれば、来年も行けるかも。そんなこと思いました。


最後に。今年最後の長居で大阪ダービー初勝利ってことだけど、天皇杯なので喜び半分。来年は是非ともリーグ戦で完勝して欲しいな。