hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

ヤノ・アキコいろいろ。

最近iPodnanoで掛ける曲といえば矢野顕子ばっかし。こないだ日曜日のライブがとても良かったため、手持ちのCDを片っ端からiTunesに読み込ませているのだ。


一番良く聴く曲は『電話線』って曲。1987年12月に厚生年金会館で行われたライブを収録したアルバム『グッド・イブニング・トウキョウ』からの1曲だ。
テクニカルでスピード感溢れたバックの演奏はまるでロックなフュージョンって感じ。その荒波のような演奏の中、アッコちゃんは力強く歌っている。いつもの自由さを封印して。続く細野晴臣の『ほうろう』って曲では、ますます力強く、もうゴスペルを思わせるほどのパワーで歌う。こんな時代もあったんですね〜。この人。


で、仕事中によく口ずさむ曲は『ごはんができたよ』。同タイトルのアルバムに含まれている名曲だ。アッコちゃんは槇原敬之がカバーした自分の曲を聴いて、あら、これイイ曲ねって再確認したらしい(笑)。ライブで聴いたピアノ弾き語りも良いのだが、オリジナルの派手で趣味の良いテクノアレンジも楽しい。ジャケットの写真はカワイイね〜。曲の最初の歌詞「ごはんができたよ〜って、かあさんが・・・」のところが何度も何度もアタマの中を駆けめぐる。もうガマンできなくて鼻唄で歌うこと多し。けど、聞かれると「hirogoalさん幸せそうね〜」とカンチガイされるのがマズイよ。(特に今週は!)


カバー曲で良く聴くのは『Kyoto(京都慕情)』。1997年の『Oui Oui』収録曲でオリジナルは渚ゆう子の歌った昭和40年の大ヒット曲だ。もともとはベンチャーズの曲に日本語詩を付けたものらしい。これは買ったときから良く聴いていた曲で、一時はカラオケで渚ゆう子バージョンを歌っていたほど(笑)。今聴くとかっこいいバンドアレンジの中で自由に歌う感じが前より自然。書いていて思ったのだが、アッコちゃんは「自由」と「自然さ」がなかなか一体にならない、コントロールできない希有なミュージシャンだな。そこに彼女の苦労があるのかもしれない。


さて、今晩は『愛がなくっちゃね』を読み込ませようっと。

Oui Oui

Oui Oui