セレッソは”日々進化”

次節は宮沢ミッシェル氏の解説（BS-Japanの“サッカーTVワイド”）によると、今Jでもっとも強いと思われるマリノスとの対戦。
マグロンの使い方を悩んでいた岡ちゃんがとうとうその方法を見つけ、グラウも絶好調、久保（怪我で欠場か？）も復帰し、Ｊ最強の攻撃力が戻ってきた。守備は元々問題ないしセレッソにとっては最強の相手だ。
そして、想い出すのは５年前。あのときも最終節の前がマリノスだった。けど今回は優勝を争う相手ではない。ただ実力が高いチームというだけ。スタジアムも三ツ沢ではなく横国。環境的に雑音は少なく、目の前の相手を叩かなくことに集中しなくてはならない試合だ。他のことを考えちゃダメ。
マリノスを直近でみたのはフクアリ開幕戦。両サイドの力強さとDFの強さにジェフも苦しんでいた。前線でのアキのポストプレーは苦しいと思われるため、MF陣とのポジションチェンジを繰り返しながらマリノスディフェンスの混乱を招きたい。そして、サイドの対決。特に左サイドのゼ・カルロスと古橋の絡みがとても良いので、田中隼を抜くことから一気にチャンスを得ることができるだろう。
問題はその後。マリノスはフィニッシュに持ち込むのが大変な相手だ。そして、カウンターも凄いぞ。スピードもあるしフィジカルの強い選手も多いので抜かれるとヤバイ。止める際のファールにも注意が必要だ。（そういう意味ではトリニータの攻撃を経験したのは大きい）
そして、マグロンと奥という攻撃的ミッドフィルダー対策。この二人には東美とファビーニョがマッチアップとなる。この対決が試合を決めるかもしれない。


あ〜、書いていてだんだんと頭は混乱して深みにハマっていく。この100万倍詳細なシュミレーションを何度も、何度も小林監督は頭に描いているのだろう。しかし選手も監督もここで変なことせず積み上げてきたサッカー見せてくれるのは間違いない。まさしく”日々進化”である。