hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

74年西ドイツ大会〜スウェーデン対ユーゴスラビア戦

まずは明日のセレッソフロンターレ戦のことを少し。
ポイントはセレッソボランチの人選。エルゴラの予想だと東美と鶴見だけど、どこかのニュースだと藤本もありえるそうだ。もちろん宮原という選択肢もあるかな。果たして誰を使うのだろう。堅そうに見えるけど、たまに大胆な指揮をする小林監督なので案外藤本もあるかも。
フロンターレはFWのジュニーニョが絶好調。しかしブルーノがいる限り大丈夫。むしろセットプレーとアウグストの上がりに気をつけたいところだ。やはり1トップがアキだと安心できる。絶好調の古橋に素敵な球を落としてあげて欲しいぞ。


数ヶ月前にフジテレビ739で録画したワールドカップ74年ドイツ大会のビデオを観ていて面白いシーンに出会った。2次リーグ・グループBのスウェーデンユーゴスラビア*1。後半ユーゴのベトロビッチに代わって入ったカラシという選手の背番号は10番。もともとスタメンでプレーしているアチモビッチも10番。あれ?あれ?何と2人の10番がピッチにいたまま最後まで試合が行われたのだ。ホント穏やかでいい時代だったのだなって思う。
試合はお互い決勝に進むことができないことが判明したあとの消化試合だったが、両チームとも勝利に対する意欲をむき出しにした面白い内容だった。
ジャイッチ、ベトロビッチ、エドストレーム、サンドベリという攻撃のスターが華麗なプレーを魅せる。特にユーゴのジャイッチは最高!これは一度観るべきだ。先制点をアシストしたジャイッチのドリブルからのクロス、そしてこれが凄い!DFを連続3回股抜きしたプレーなんてのもある。スウェーデンは85分、トルステンソン決勝ゴールへの流れはお見事!自分の形を崩さない北欧のチームの良さが出ていた。強くて高いエドストレームがペナルティエリア内で粘ってパスしたボールをトルステンソンが右足で決めたのだ。このころからテクニカルで時間を掛けるチームは北欧勢に苦戦していたのだな〜とサッカーのセオリーの深さに感心。ジャイッチのドリブルは70年代のサッカーの魅力に溢れていたし、知って、観て良かった試合だった。
月曜日の深夜0時からはブラジル対オランダの再放送だよ〜。

*1:11/24の深夜0時から再放送予定で〜す