hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

ヴェルディユース対コンサドーレ札幌ユースU-18

昨日飲み過ぎて、頭がぼ〜っとしたままで朝を過ごす。時計を見たらもう11時。やばい、埼スタ遅刻だ!とあわてて準備。あんまり急いだため半袖Tシャツ1枚で外出てしまった。歩き始めてすぐに寒いと思ったが、戻ると電車に間に合わない。しかたなくそのまま出発。何とかキックオフ10分まえに浦和美園駅に着き、シャトルバスに乗る。13時ジャストでスタジアムに到着。入場券を受け取り、持ち物チェックの列に並んだ。すると前にいたジャージ姿のユースチームらしき高校生たちが、なにやら悩んでいる。耳を澄ませて聴いてみると面白い。
「おいペットボトルだめらしいよ」「えっ、俺たちみんな持ってるぞ」「やばい、もう少しで俺たちの番だ」「飲もう、そうだ、飲もう!」
と彼らは手持ちのペットボトルの中身をすべて一気飲みしていた(笑)その真剣な顔は純粋でよかったな。紙コップ・・・だなんてとても言えね〜。若いっていいな。


さて試合。一進一退で前半終了。緊迫したいい内容だった。しかし寒い。当たり前だ。小雨交じりの10月に半袖1枚っていうのはバカげてる。何か着るもの売ってないかなと売店へ。あった。イタリア代表のスウェット。田舎のおじさんが嫁さんに無理矢理着せられてそうなやつ。投げ売り2000円ポッキリだ。これをすぐに着て寒さと空腹をしのぐ。すると携帯にNさんからメールが入った。近くで見ている模様。後半から合流した。

後半は一転して大味な展開。まずヴェルディ左サイドをコンサユース9番川村が崩して見事なクロス。それを20番岡が決めて先制する。しかし準決勝でもそうだったのだが、なぜかコンサユースはリードするとおかしな感じになるのだ。守備も攻撃も消極的になるというか、慎重になりすぎるというか。う〜ん。そうなると鉄壁のセンターバックを誇るヴェルディDFは崩せない。流れは次第に緑色のほうへ。ヴェルディユースは9番征矢が絶好調。何度もコンサユースの左サイドを崩し、見事なセンターリングを上げる。コンサユースDFは完全に振られる。そしてマークがずれたところを11番エルサムニー・オサマ、12番征矢(弟)がそれぞれ2得点ずつを挙げて試合を決めた。


ヴェルディユース高円宮杯(プレゼンテッド・バイ・トーシバ(笑))初優勝。ホントおめでとうございます。センターラインがしっかりした良いチームでした。
僕が見た2試合ともコンサユースの中盤は素晴らしかった。昨年優勝のサンフユースよりよかったかもよ。ユースチームの主な目的の一つはトップチームへの選手の供給。だから負けても未来はある。両チームの選手から何人トップへ上がるか。楽しみだなあ〜。