hirogoal’s blog

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From A Whisper To A Scream〜中途半端なコステロアルバムガイドVol.1

来日決定記念として今日からちょっとずつエルビス・コステロのアルバム紹介をする。たぶん飛び飛びで適当な紹介になると思うのでこんなタイトルにした。そう、どうでもいいのだ。こんなことで悩むな(笑)これは自分自身の復習のためのガイドでもあるのだから。それではファーストからご紹介。


My Aim Is True (1977)
My Aim Is True (Bonus CD)
ファーストアルバム"My Aim Is True"はパンク旋風吹き荒れる1977年にロンドンのStiff Recordsから発売された。いちおう売りはパンクってアルバムである。プロデューサーは永遠のトッチャン坊やニック・ロウ
音楽はパンクというよりアメリカンロックのデモテープって感じで、美しいメロディーもある。一方、歌詞は過激で複雑な構造をしているため、当時マスコミからは「怒れる若者」との称号をもらっていた。収録曲には"Alison" "Watching The Detectives"など今でもステージで歌われる名曲が多い。
イギリスにおけるパンク〜ニューウェーブ時代の名盤としても有名で、ガイド本には必ず掲載されている。ジャケットもカッコイイし、もしかしたら世間(音楽ファン)に一番よく知られているアルバムかもしれない。
僕はこのアルバムを初めて東京へ行ったときに買った。初めてのタワレコ(まだ宇田川町にあった頃)は感動したなあ。他にはCDでコステロの"Get Happy!!"、レコードでライ・クーダーのファーストとリトルフィートの”Dixie Chicken”、Stiff Recordsのミュージシャンが集まってツアーをしたときのライブアルバム”Stiff's Live Stiff's”と他に何枚か買ったはず。今見直すとアメリカンロックの中の1枚って感じで購入しているのが面白いな。"My Aim Is True"は当時輸入盤で購入しているので歌詞の意味なんて全く分からなかった。売れない頃のHuey Lewis and the Newsがバックを務めているって話のほうが興味深かったのかもしれない。
このアルバムは名曲だらけでMy favorite songを選ぶのは難しい。
悩んで選んだのがこれ
"(The Angels Wanna Wear My) Red Shoes" 次点は"Miracle Man"かな。