hirogoal’s blog

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関西旅日記その1 せっかくの大阪ダービーが・・・〜ガンバ対セレッソ

夕方5時過ぎに帰宅して近所の美容院に髪を切りに行った。この店はサッカー好きが多いのでカットの最中はほとんどサッカーの話。大阪ダービーに行ったよって話をしたら、皆さん異口同音に「ガンバ強いっすね」ばっかし。確かにガンバは強かった。


結局、セレッソ自慢の中盤のプレスがこの暑さと、HOT6、怪我人の多さには勝てなかった。
前半鶴見のセレッソ初ゴールで勢いに乗ったものの、ガンバ攻撃陣の攻めの多様さには手こずっていた。何とか前半リードで乗り切りたかったが、43分アラウージョの真ん中から左サイドへ向かう、ごぼう抜きのドリブルになすすべもない。角度のないところからのシュートを決められ同点で前半終了。


そして、問題のハーフタイムの出来事。初めっから終わりまでず〜っと見てました。ありゃないだろ。ガンバさん。バックスタンドはセレッソサポの席ではないと建前論を並べたところで何も解決しない。バックスタンドを見てセレッソゴール裏に近いサイドは明らかにセレッソサポが多かった。そんなのスタンド見てりゃ誰でも分かること。それも当日配られたブルーシートを掲げよう程度なら我慢できるけど、セレッソを馬鹿にした内容が描かれたビッグフラッグをアタマの上に、しかもあれはセレッソサポの頭上あたりで止めようとしているように見えた、とするならば誰も黙っちゃいない。ふー。何のためにそんなことするのか。意味がなさ過ぎる。悲しい。選手はだれも喜ばない。まずそれが第一。
次にクラブがそれを認めてたっていう情報について。バイトの人がそのフラッグを運んでいたとか、当日スタンドにいた係員の人がそう言ったという内容がセレッソ系他、ネットで流されているが、早くガンバ大阪にはクラブとして公式に本当のことを発表してもらいたい。刑事事件にならなかったので発表しなくてもよいということではないだろう。事実を教えて欲しい。でないとサポ同士の変ないがみ合い伝説のようになりそうだから。そういうのを好む輩が多い昨今では早くはっきりさせないと喧嘩するのに都合の良い道具にされてしまう。怪我人(ピッチに落ちたガンバサポ)も出たことだし、何だかの発表を求む。


後半はガンバの数々の素敵なゴールを目の当たりにしたが、あんまり試合に集中できなかった。ただ一つ言えるのはプレスを掛け続けることは難しいということ。セレッソの中盤は足が止まり、ガンバの選手たちに次々とドリブル、パスで抜かれてしまった。厳しいプレスを掛け続けて勝ったアントラーズ戦の再現を望んでいるサポも多いと思うが、あんな試合は何回もできない。アウェーの試合でプレスを掛け続けて一試合終わるなんて体調やリズムのいいときにしかできないだろう。この試合のメンバー、この連戦、暑さではあのときのアントラーズと対戦したとしても負けていると思う。しかも今のガンバ相手だとスクランブル体制で攻めまくるなんてこともできない。1−4の敗戦。明らかに完敗だった。


試合後のセレッソサポのブーイング。気持ちは分かるが、ここは拍手をして欲しかった。このメンバーでよくやったと思うから。ハーフタイムの出来事も悔しい気持ちにつながっていると思うけどね。