フロンターレ対セレッソ戦〜コケのゴールに光を見た！

昨晩は久々の等々力での観戦だった。ここのゴール裏は初めて。完全にホーム側と隔離されているので安心して応援ができた。トイレも近くビール好きにはサイコ〜。でも陸上トラックがあるのでピッチからは遠いな。ゴール裏の熱心なサポがいい環境で試合を見られないのは残念なことだ。
試合は序盤からセレッソが圧倒して攻める。しかしゴール前の最後の繋ぎが上手くいかず得点は入らない。
前半９分、ゼ・カルロスが左サイドで倒れる。確かあの付近でセレッソにファールが与えられてボールや選手が離れたら、いつの間にか倒れていたって感じ。担架が出る前に、もう交代の苔口がタッチラインに立っていたため、本人から×が出ていたのだろう。ベンチ裏から１人で歩いて控え室へと入っていったので重傷ではないと思う。


川崎ＤＦ陣はセレッソを研究し上手く守っていた。特にアキへのマークは厳しく、上手くボールが渡らない。黒部との連携もイマイチだったかな。前半３０分ころ、セレッソのペナ右上辺りからフロンターレがフリーキックのチャンス。そのボールを上手くヘディングで決められ先制される。それから1分もたたないうちにアウグストの物凄いドリブル！セレッソの右サイドの守備陣は簡単に突破される。アウグストのシュートが決まり２点差。


前半に少なくとも１点が欲しい展開で点が入るのが今年のセレッソの強さ。連続して続いたコーナーキックのチャンスから布部が決めて、１点差。反対側のゴールなので放送があるまで誰が決めたのか全く分からないかった（笑）。ゴール裏から反対サイドの内容を見るコツっていうのがあれば誰か教えて欲しいよ。長らくサッカーは見ているが、これだけはダメ。


そして悲劇の後半がスタート。山崎のファールはこれまた反対サイドなので全く状況が掴めなかった。ＰＫのやり直しのみが把握できただけで何とも言えない。ブルーノのファールに関しては彼がボールに行っているのが見えたので、え〜っと思ったのだけど。
苔口の得点は素晴らしかった。左サイドから中に切り込み、見事な左足のシュート。この試合セレッソサポがもっとも盛り上がった瞬間だった。才能を感じるホントにいいシュート。
後半もセレッソは攻め続けるも、ゴール付近での繋ぎをことごとくカットされ、上手い形が作れない。フロンターレはいい守備をしていた。徳重の最初のコーナーキックのボールが上手く蹴れていたら・・・とか思うけど、相手がセレッソをかなり研究していた。最後にアキが怒っていたのはひじ鉄を受けたことだったらしいが、ゴール裏から見るとよくあるケースだったと思う。それより時間のことを考え早く立ち上がってプレーに復帰して欲しかった。


という、結構暗い内容の後半となり、ジ・エンド。２−３の敗戦だ。
試合後の選手の表情はいずれも暗く、誰もが悔しそうな顔をして下を向き控え室に戻っていった。仕方がないか。


さて、なんか大阪ダービーがどうのこうのって感じではなくなってきた。今は主力が次々抜けるというチームの危機だ。次節ガンバ戦の先発、特に守備陣は誰が務めるのだろうか。よくわからないぞ。でも、長いシーズンにはこんなときは必ずやってくる。そして危機感からチームがまとまり上手くいく、新しいスターが登場するってことがサッカー界ではよく起こる。セレッソもそういうチームになって欲しい。行こうかなって思ってたらもうチケットがないじゃない！あれ〜。