hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

あしたのニッポン〜日本対ブラジル

ぱっ、ぱっ、ぱっ!
3つパスが通り、加地が加速して相手を抜き、シュートをする
決まった・・・・


凄すぎる
まるでスポルトのベストゴール集を見ているよう


旗、旗、、旗ああっ!
世界中のサッカーファンがツッコミを入れたかのようにテレビ画面に線審のアップ
オ・フ・サ・イ・ド
緊張してるのはわかるけどよ、線審さんよ。あれはないだろ
とは実はあんまり思わなかった(笑)
まあ相手はブラジルだから、そう簡単には点が入らないだろなって


しかし何度、殴られても全くひるまないのが、この日のニッポン
これにはピックリだ。まるでいつかの矢吹丈
サッカーなんだからパンチドランカーにはならない
だから、意識して引かず、鋭いカウンターの嵐を浴びる
あえて浴びるのが凄いぞ、この日のニッポンは


あのインターセプトするときのスピードときたら!ブラジルは何でもスゴイ
けどショックを受けてもすぐに立ち直るニッポン
だってヒデと俊輔と加地が
「おい、すぐに起きろ、まだ勝てるぜい!」
って叫んでいるんだから。横でニコニコ笑ってるようなヤナギもいい感じだ


カウンターパンチ1発
俊輔が黄色くて白いパンツを履いたヤツにスゴイのをおみまいする
ニヤッと笑う、彼の笑顔はハードボイルド


ジーコグリセリンを塗られて後半スタート
彼は投げるタオルを持ってきていなかったらしい
殴られすぎてマブタが腫れた小笠原に代えて、中田浩
3倍強い鏡写しの相手にひるんだ玉田に代えて、大黒


何も知らないのが一番強いというが、大黒の強さはそんなところにある
もちろん情報として、1ファンとしては知ってるんだけど、
とりあえず全力だっていうのがいい
いっちゃえ!
左サイドからえぐる。もうすぐで相手をダウンさせるところだけど、まだおあずけ


このチームでもっとも打たれ強いのが田中マコだ。打たれてもクールに立ち上がる
そして後半には大魔神となった(もちろん佐々木ではない)
ブラジルのリズムにあったかのごとく、サンバというかボサのリズムで守る、守る
すっと寄っていき、ブラジルからボールをかっさらい、物理的に倒す
さすがマイアミおとこだ
あのときはジュビの戦士で、今、松田になり損ねている秀人がいた
今日はクールなキャプテンが隣にいる
キャプテンもダンディにブラジルを防ぐ
カッコイイ!


日本のジャブ、ストレートが決まりだし、ブラジルは焦り始める
ピッチの乱入者も日本の毒にあてられたようだ


再び、俊輔。彼のパンチが相手をかすったところを、大黒がバチッと決めた!
会場はもうニッポンコール。エンターテイメントってやつをよく知っている
時間稼ぎは罪
ブラジルはいつものようにクリンチを続け、何とか終わらせようとする
しかし、再び大黒のパンチが!
頬を切ったが空を切る


GAME END


ジーコが怒りながら話す
「○×※!!△・?○ガオー」
加地のゴールがオフサイドだったのが不満らしい
今日は丹下段平のようにカッコよかったよ!


サムライニッポン!


Tribute to Jack Johnson