アスリートであり続ける意味
「努力を形にする」
深い。僕には十分に分かることのできない言葉。
スケルトン日本代表の越選手が残した言葉である。
NHKのスポーツ番組でアテネ五輪アーチェリー銅メダルの山本先生と対談した越選手の真摯な目が最高に刺激になった。コーチを持たず、1人で試行錯誤しながら世界に挑み続ける鉄人も人の話を聞くときはあんな目をするのだ。
彼は今スタートの方法に悩んでいる。世界を制した両手でのスタートにするのか、片方の手で勢いのつけることのできる片手でのスタートにするのか。
最高な人というのはいつまでもチャレンジをし続ける。何も言わなくても若い頃のチャレンジの気持ちを失わないし、失えない。過程は大切なのだが、その努力を形にしなければと自分に言い続ける。
越選手がメダリストになったとき、その意味をじっくりと考えてみたいと思う。
がんばれ。
越選手のHP http://www.skeleton.ne.jp/