hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

The Motorcycle Diaries

今日は午後から恵比寿ガーデンシネマへ。今週末から上映されるウディ・アレンの「さよなら、さよなら、ハリウッド」の前売り券を買いに行くためである。映画見るだけだったら別に前売り券なんて買わなくてもいいのだけど、劇場窓口購入の特典、ウディ人型メモパッドが欲しかった!(笑)先着1000名ということで心配だったけど、無事に購入。
せっかく来たのにメモパッドだけじゃもったいないので、ついでに映画も見た。「The Motorcycle Diaries」の再上映である。これは年末に見損ねていたのでちょうどよかった。
南米の風景がとてもきれいな映画だった。アルゼンチン、チリ、ペルーの自然は美しく、壮大で主人公の2人が旅に出たい、見てみたいという気持ちがよく分かるように撮影されていた。ペルーの大きな山々を映すシーン(徐々に山頂に向かってパンしていく)では、画面は(もちろん)横型なのに、思わず先にスクリーンの上を見てしまったほど。辛く、危ない場所というイメージより美しさをまず前面に出していたのが新鮮だった。
のちのチェ・ゲバラとなる主人公エルネストの行動は多少青臭く感じることもあったが、その役を演じるガエル・ガルシア・ベルナルが正に適役で、そういったところも好印象にする。数々登場する各地の住民たちの(つらさ、厳しさを含め)素直な表情と上手くマッチングしていたかな。これ見たら南米へ旅に行きたくなったよ。
何にしても初めの一歩を踏み出すことは大切、踏み出してみたいと思わせる映画だった。
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 [DVD]