hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

未来のライバルたち

昨日のMVPはバーレーンの選手たちだ。お運、いやオウンゴールだからといって、皮肉を言っているわけではない。
彼らのディフェンスは素晴らしかった。あんなの見せられるとサッカーをよく知っているのは日本よりバーレーンではないかと思ってしまうほど。特に前半はお見事。中盤のプレスを掛けたり掛けなかったり、ラインを浅くしたり深くしたりして大きなリズムを作る。その流れに日本は乗せられているだけに見えた。ホントJ2のチームのお手本になりそうな戦い方だ。
しかしバーレーンにとって誤算だったのは日本の総合的な攻撃力がバーレーンの予想以上だったことか。前半のあれだけ続いたセットプレーの嵐を見事に抑えたのは立派だといえるが、バーレーンにしてみれば、もう少しカウンターのチャンスが作れると考えていたのではないかと思う。日本の前へ押し込むプレッシャーが強くてそうすることができなかったという印象。*1
一晩たって考えると*2やっぱり最終予選は面白い。思い通りにいかないし*3、周りの目もシビアだ。今回の予選の大きな贈り物であるアジア枠4.5っていうのがなければもっと面白いのだが。
油断してダメになるというドラマもへったくりもない状況だけはカンベンしてよね。ニッポン。

*1:けど、日本も決められなかったので、よりストレスが溜まったよ

*2:そう、昨日は苦労して埼スタまで往復したのに、なんてつまんない試合を見せてくれるんだって思っていた

*3:これ、日本のことじゃなくて、バーレーンのことね