ミケルスサッカーを引き継ぐもの

朝起きてちょこっとだけ、オランダリーグのアヤックスvsＰＳＶを見た。結果は何と０−４。ＰＳＶの圧倒的な勝利！
中でもパク・チソンがいい。彼はオランダサッカーを習得したか。基本は左サイドのウイングの位置にいるのだが、相手の攻撃の起点を止めるため、繁栄にポジションチェンジを繰り返しプレッシングを行う。無駄な動きがなく、その質は非常に高い。インターセプトをしたあとは自身が攻撃の起点となる。ＦＷのファル・ファン、左ＳＢのイ・ヨンピョなど、すでに動き出している味方と連携し、運動量を生かして相手ＤＦ陣より１歩早い攻めを見せる。歴史的に運動量の多いアヤックス相手でこれができるんだからね。大したもんだ。
一方アヤックスは全てが後手後手。たまに身体能力を生かした早い攻撃をするのだけど、ＰＳＶのチェックが厳しいため、よい体勢に持っていけない。ファン・デル・ファールトどうした！って感じ。
テレビのアナウンサーが連呼するせいもあるかもしれないが、ＰＳＶ左サイドの韓国人コンビはとても目立っていた。彼らはチームの柱となっている。凄いな。このチームの調子だとチャンピオンズリーグも決勝まで行くかもしれない。けが人が出ないことを祈る。ミランとＰＳＶの準決勝になったらメチャクチャ面白そうだ。
あとこの試合は故リヌス・ミケルス監督の追悼試合となっていた。他人がこんなこと言ってもしょうがないのだが、アヤックスよ、立ち直ってくれ。あの世界に衝撃を与えたアヤックス、オランダサッカーをもう一度見せて欲しいものだ。