hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

暴れるリズム

Laughter Ian dury & The Blockheads
イアン・デューリーを知ったのは、このアルバムをレンタルレコード店の中古盤コーナーで見つけて買ったのがきっかけ。中学生のときだったかな。音作りの中心だったチャズ・ジャンケルがブロックヘッズから一時的に抜けていて、代わりにウィルコ・ジョンソンがゲストで入っている。エッジの効いた音のうるさいアルバムだ。巷ではあんまり評判がよくないアルバムなんだけど、いやいや。チャズがいない分リズム隊が大活躍。とってもファンキーで、まるでミーターズがパブロックやってるみたいだぞ。
昨年に出たイアン・デューリーのスティッフレコード時代の再発アルバムシリーズは音がよりレコードに近づき、オマケ(2枚組だぜ!)がたっぷり入っていて素晴らしい。このアルバムの目玉は2枚目に入っているブロックヘッズの演奏するインスト曲集*1。ジャズとパンクとファンクの中間という感じの音が他にはない個性を出している。ライブ聞きてぇ〜って感じ。これだけ上手くてしっかりしたバックバンドがいてこそ、あの超個性的なボーカルスタイルが生きるんだなと改めて感心。
偶然気が付いたのだが、来週の日曜、3月27日はイアン・デューリーの命日である。合掌。

*1:最後にPeterGunnなんてやってるぞ!