hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

11/23(火)養生〜漱石は一人ロンドンで何を考えていたのだろう。

昨日に引き続きこの日も朝は胃が痛かった。心配したFさんがフロントへ行き薬はないかと話したが、×の返事。仕方なく日本語が分かる病院を探して電話するが、朝早いため開業前の留守番電話。もうどうしようもないので、とりあえずFさんには観光に行ってもらい、私は午前中寝て過ごした。さすがに昼前になると少しずつ動けるようになり、チェックアウトのための片づけをし始める。そのうちFさんが大英博物館から戻り、二人でチェックアウト。このまま帰国するFさんが私の重たい荷物を次のホテルまで運んでくれた。彼には頭が上がらない。大感謝である。
次のホテルはビクトリア駅の近所のホテル。となりがサンドウィッチバーで、そのまた隣がパブ。そのバーでは早速週末に行われるリバプールvsアーセナルの放映告知を店の前に出していた。けど体調不良だったため少しもそそられない。チェックインしたところでFさんと別れ、部屋へ向かう。まだ昼過ぎだったため部屋は掃除の最中だったが、急いで終えてもらいピンク色のドロドロして不味い胃薬を飲んでベッドで睡眠。たくさん寝たので夕方に起きて気分転換に外出した。ピカデリーサーカス付近で適当に食事をとり、早めにホテルへ戻る。これで11月23日は終わった。
寝ながら「いったいわたしはどこで何をしているのだろう」と一人考えていたが、しばらくたつと不思議なことに、まあ何とかなるだろうと気楽になっていた。どうしようもないときにあれこれ考えても意味ないよな〜とベッドのなかで笑っていたのをよく覚えている。
たぶんこれはしばらく忘れられない出来事。ロンドンの復活劇である。