hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

誰が何をやってもいいんだ

hirogoal2004-05-19

昨日は徹夜で仕事した。眠たい。けど、パンクについて書きたくなったので書く。
私はパンクが好きだ。と言ってその本意が分かる人は少ない。なぜならパンクは音楽のジャンルではない。思想なのだから。
その考え方は一つ。「誰が何をやってもいいんだ」ってこと。
けど、1970年代後半のパンクムーブメント最中、その初期の主流の音楽、ファッションがあまりにも売れたため、大手レコード会社がこぞって、「あの」イメージを売り出した。
それで破れた革ジャン、ジーンズにチェーンのファッション、ノイジーでへたくそでリズムの速い音楽がパンクと勘違いされてしまったのである。
けど、その考え方はパンクではない。決めつけちゃだめなのだ。だからその音楽もパンクではない。


パンクの中で一番好きなのはイアン・デューリー。一時パンクのゴッドファーザーと呼ばれたミュージシャンである。なぜ「ゴッドファーザー」か?
私はその音楽に答えを見つけている。「セックス&ドラッグ&ロックンロール」から離れた自由な音楽。
この楽しいロックンロールにパンクの魂が宿っている。