hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

Terry Adams Rock'n Roll Quartet

テリー年取ったね!と驚いた。
近くで見られたから、というわけじゃないだろう。遠くから見ても痩せたってことはわかったはず。で、近くで見られて良かったこと。シワは深いのだけど目はとても優しかったのだ。前にmonarecordで話をしてもらったときは緊張しまくっていてあまり覚えていないのだけど、今回はまるでゾウさんみたい(笑)だなぁ、と演奏を聴きながら感じていた。

バンドは素晴らしかった。予想以上。上手いだけでなく、Q独特の味まで醸し出している。今後テリーにとってQの活動は必要じゃないのでは?と心配するぐらい。特にQの曲を聴くと、原曲の良さがより引き出された感じにもなるのだ。うーん。これは果たしていいことなのか・・・。
(ちなみに演奏された僕でも知ってる有名曲は”I Want You Bad”、”That's Neat Thst's Nice”、”12 Bar Blues”、”Get Rhythm”あたりだった)

アンコールの”Yeh Yeh”、”Chapel of love”、”On The Sunny Side Of The Street”といったスタンダードな名曲なんて超朝飯前なんだろうな、と曲のポップさのわりに懐の深い演奏を聴いて感心したり、周りを見たらみんなニコニコしているので、こっちも嬉しくなったり、相変わらずのQワールドは確かにあった。

こんどはNRBQとして来日して欲しい、たまにはもうちょっと大きなハコでも見てみたい。そんときはQのメンバーに加えこのバンドのメンバーも出てきてサイドミュージシャンみたいに演奏してもらえればより豪華かもしれない。
けどいいのだ。昨晩は「ここに居られるだけで、幸せ」と何度思ったことか。
テリー、バンドのメンバー、長門さん、そして中島さん!本当にありがとうございました。