グラストンベリーのボス

フジロック09の放送を見るために1ヶ月だけフジテレビNEXTに入った。まさかそれでボスを見ることになろうとは！フジロック09の3日目の放送の前に一応と録画しておいたグランストンバリーフェスティバルの2日目のトリを飾ったのは、我らがボス！ブルース・スプリングスティーン＆Eストリートバンドだったのだ。

あれは高校生のときだったか。もっとも熱心に聴いていたミュージシャンの1人がブルース・スプリングスティーンだった。『BORN IN THE U.S.A.』と『Born To Run』『The River』はめちゃくちゃ聴いた。レコードもほとんど揃えた。歌詞カードや伝記本も読みあさった。来日公演は行きたくてたまらなかった。”BORN TO RUN”を大合唱したかった。ホント悔しかった。

グランストンバリーの観客はみんな合唱していた。”WORKING ON A DREAM”を”DANCING IN THE DARK”を、そして”BORN TO RUN”を。テレビの前で僕も一緒に合唱した。ホント嬉しかったよ。

それにしてもグランストンバリー。一度行ってみたくなった。前のほうの観客が大きく高さのある旗を振っているため正面の映像が少ないのは笑ったが、その一体感は素晴らしい。客席の後ろのほうはキャンプOKみたいだし、たき火もしていた。初日のトリのニールヤングが歌った”KEEP ON ROCKIN' IN THE FREE WORLD”なんて、ホントよく似合う。

フジロックでもなんでもいいから、もう一度来て欲しいよ、ボス。お願い。