日本代表対コロンビア代表〜やはりあの人が必要か
日本の布陣は4-5-1。何とイナがトップ下で、その右が俊輔、左が遠藤。ボランチには中村憲剛と鈴木啓太が入っていた。先発では初?ダブル中村揃い踏み。どんなパス回しが展開されるのか期待の中でキックオフ。
期待したとき、その通りにならないのが日本代表・・・
イナと俊輔の動き出しの遅さ、連携の悪さが目立つ。序盤はよい場面もあったが、結局この布陣は前半でジ・エンド。
後半に入り、イナに代わり羽生が投入されチームは息を吹き返す。
モリシを感じたよ。羽生には。
左右前後どこでもスペースのあるところに顔を出す。そこに相手を引き付けて新しいスペースを作る。そのスペースを中村憲剛、高原、遠藤が使い、新しいチャンスが生まれる。
ただし羽生はボールを持ってからの問題がある。まだ流れるような連携が前線でできていないためか考える場面が多い。そしてフィジカルで劣るためボールを奪われることも多い。(鈴木啓太が救ってはいるが)
ジーコのときも1トップで5人の中盤というのを試したことがあり(ヒデ、俊輔、小笠原、イナと福西だったけ)僕はとても気に入っていた。日本は中盤で魅せなきゃダメだって。でも何か足りなかった。
後半初めの布陣はパス回しも、次から次へと前線に顔を出す動きもできており、新しい日本サッカーのスタンダードを見た気がした。
しかし羽生はよい選手だけどフィジカルも技術も弱い。このポジションは海外勢か、別の世代に変わる可能性がある。
別の世代?もしかして下じゃなく上かも。
モ・・・・