ヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝戦〜ACミラン対リバプール
アテネで行われたヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝戦はACミランが勝利、通算7度目のヨーロッパチャンピオンに輝いた。
攻撃も守備も鋭いナイフのようなミランが、ベニデス監督の練りに練った戦術を忠実に実行する試合巧者リバプールを破った試合。MVPはインザーギだったが、ネスタとガットゥーゾもよかった。
ミランの得点シーン。
「インザーギがいたほうが勝った、という感じじゃないですか」
と語る川勝さんの解説はマトを得てる。裏へ抜けるタイミングの凄さ。コンマ何秒の早さ。世界一のオフサイドトラップ破り!何かの動物のように美しい動き。
そして両チームディフェンスの巧さ。
相手攻撃陣のドリブルやパスを極限なまでの集中力で止めてボールを奪う。下手なファールはほとんどなく、それは見ていて美しい。
決勝戦独特の雰囲気が百戦錬磨の選手たちを緊張させる。そこから生まれるミス、悔しそうな表情、あのマルディーニでもミスをする!
これでヨーロッパサッカーの一年が終わり・・・
いやいや、まだスペインがあるのだ。今年は!週末のリーガが楽しみ〜。