hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

矢野顕子さとがえるコンサート2006

「PRESTO」から始まり「電話線」や「David」とか「そこのアイロンに告ぐ」とか「中央線」とか「ごはんができたよ」とかエルレガーデンの曲をまたしても演奏とか「キヨシちゃん」っていう清志郎のオマージュの新曲とか、名曲のオンパレードだったのだが、何よりも印象的だったのは、そのアレンジ、演奏力。
感傷的になるのを少しも許さない、そのニューヨークNowって感じのトリオの演奏が素晴らしかった。
そういう意味でもっとも印象的だったのが「Greenfields」。アレンジ、演奏、歌の力、いずれも今聴ける音楽の中では最高峰で感動した。
矢野顕子というミュージシャンは新曲を発表し続けて市場のマーケティングがどうこう、という世界とは全く違う世界を生きる、ある意味選ばれたミュージシャンなのだが、その状況を自然に体現できているのが素晴らしい。
日常いろんな音楽を聴いてる人間としては、最高のリハビリだった。次のライブが非常に楽しみだ。
ちなみに開演前に流れていた曲はリトルフィートの「Cold,Cold,Cold」だったよ。

オーエスオーエス

オーエスオーエス