Karen Dalton『In My Own Time』
さて、写真日記にしてからアクセス数が激減。そろそろ普通の日記に戻そうと思う。それでもサッカーはmixiにして、こちらは音楽中心に。
再開第1回目は最近よく聴いているアルバムをご紹介。
写真左からKaren Dalton『In My Own Time』、Miles Davis『Bitches Brew 』、Caetano Veloso『Ce』
長くなりそうなので1枚だけ書く。カレン・ダルトンのセカンドアルバム『In My Own Time』(1971発表)だ。閉店間際のタワレコで3曲目の「In My Own Dream」が掛かっていて、その声が頭にこびりついた。もちろん即購入。僕は初めてこの人を知ったのだが、彼女は60年代にシンガーソングライターとしてフォーク界で活躍し、ミュージシャンズミュージシャン的な人気があった人のようだ。このCD付属のブックレットにはボブ・ディラン(クロニクルVol1からの抜粋)やニック・ケイブのコメントが書かれている。コステロもこのアルバムが好きじゃないのかな。
とにかくその歌声が耳に残る。ビリー・ホリディが60年代後半にウッドストックでブルーグラスやR&Bをレコーディングしたらこうなるのではないかという感じ。とてもソウルフルで繊細で趣味のいい音。数々のカバー曲をまるでオリジナルの曲のように聴かせる彼女の個性が素晴らしい。
ウッドストックの住民たち、エイモス・ギャレットやジョン・サイモンもゲスト参加。
秋の夜長にしんみり聴いてください。
- アーティスト: KAREN DALTON
- 出版社/メーカー: LIGHT
- 発売日: 2006/11/24
- メディア: CD
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2.When A Man Loves A Woman (Calvin Lewis / Andrew Wright)
3.In My Own Dream (Paul Butterfield)
4. Katie Cruel (Traditional)
5.How Sweet It Is (Dozier/Holland/Holland)
6. In A Station (Richard Manuel)
7.Take Me (George Jones / L. Payne)
8. Same Old Man (Traditional)
9.One Night Of Love (Joe Tate)
10.Are You Leaving For The Country (Richard Tucker)