hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

琉球フェスティバル'06

初めて琉球フェスティバルに行くことができた。昨年、1昨年と行こうと思ったのだが、都合が合わず今年ようやく実現したのだ。
そこには沖縄の世界が広がっていた。特に夜のとばりが降りてから、奄美大島をルーツに持つ神谷千尋、中孝介が出演する頃には場内の雰囲気は最高となっていた。
普通のライブならトリを務めるだろうパーシャクラブ、前川守賢、大島保克ディアマンテスが出演すると観客は皆スタンディングとなりあちこちで踊る姿が。そしてトリを務めるセイグワー(登川誠仁)が登場すると、指笛と「セイグワー」という声援が会場中から起こり、ここが東京ということをすっかり忘れてしまったほど。指笛を練習したくなったぞ。
沖縄の音楽はホント深くて楽しい。観客も皆、理屈抜きで楽しんでおり、フジロック以上のノリの良さを感じた。
そして、裏のトリは初めっから出ずっぱりの司会を務めた川満シェンシェー。ステージであんなに飲む人は初めて見た(笑)。そしてライブ中あんなに乾杯をしたのも初めての体験。あの気楽さ、自由さが沖縄音楽の神髄かな。
あっ、そうそう。もう一組の裏のトリはU-DOU & PLATYだ。自身はレゲエDJスタイルで沖縄ソバやおばあちゃんをテーマにラップし、地に足のついた曲を聴かせてくれたが、それ以外にも他のミュージシャンのステージでのゲスト参加多数。おもしろいグループだ。CD買いたくなっちゃった。


また来年も行きたいぞ。今度は一升瓶を持って。